伝えようという意識が強い人ほど思わぬところで損をしています(選考過程part9)
こんにちは!
ゆうです。
今回は
個人面接で
損しがちなポイント
についてです。
面接というと面接官に
自分をどうアピールするか
に意識が向く人が多いでしょう。
その意識はもちろん大切です。
面接官に自分をアピールできなければ
面接を突破することはあり得ません。
しかし、その
アピールしなくてはいけない
という思考が
個人面接最大の落とし穴
なのです。
●なぜアピールしようと
することが落とし穴なのか
人というのは
人に話を聞いてもらいたい
という強い欲求があります。
日常的に
このような欲求のある私たちが
面接という緊張する場において
自分をアピールすることだけに
意識が向いてしまったら
どうなるでしょうか。
恐らく
・自己PRなどを必要以上に長く話す
・面接官の話を全然聞いていない
・面接官の質問に適切に回答できない
などという
自ら評価を下げていく
行動に出ると考えられます。
もちろん、このような
行動を取ってしまえば
お祈りメールだけが増えます。
そもそも、企業の採用活動とは
自分の企業の発展のため
に行うものです。
つまり、必然的に
自分の企業に合うであろう人材
を採用することになります。
また、企業は組織ですので
組織内での連携や協力が不可欠
です。
先程のように
自分の話ばかりをして
人の話を聞かない人
に対して連携や協力ができると
判断する面接官はいません。
どんな企業であっても
落ちることになります。
●どのような意識で
臨めばいいのか
アピールするという意識よりも
会話を楽しむ意識
で臨むのがいいです。
具体的にいうと
時には笑顔を見せつつ
面接官としっかり会話をする
という意識です。
実際、人は
笑顔な人に対して好感度が高まりやすい
ため、笑顔を見せるというのは
理に適っているといえます。
また、先程も述べたように
人というのは
人に話を聞いてもらいたい
という強い欲求があります。
それは面接官も同じです。
あくまでも面接は会話なので
話を聞く時はしっかり聞きましょう。
このような意識を持つことで
自ら評価を下げていく行動を
取りにくくなります。
●個人面接突破のための
具体的なポイント
個人面接を突破するための
具体的なポイント
を整理していきます。
・自己PRや志望動機は
自分の言葉でいつでも
説明できるようにする
・面接官の話を聞く時は
相槌を打ったり
頷いたりする
・自分が話す時や面接官が話す時は
面接官の目を見る。
・志望度が高いことを
示すことができる逆質問を
複数用意する。
以上の4つを意識するだけでも
面接官のあなたに対する印象が
良くなります。
・自己PRや志望動機は
自分の言葉でいつでも
説明できるようにする
丸暗記した内容を話すと
あなたの言葉で説明している
という印象が薄くなり
暗唱しているだけ
という印象を与えてしまいます。
さらに
内容を忘れてしまうと
言葉が出なくなってしまいます。
なので、覚えるというよりは
理解するという意識で
自分の言葉で伝えることが
できるようにしてください。
・面接官の話を聞く時は
相槌を打ったり
頷いたりする
いくらあなたが面接官の話を
しっかり話を聞いていたとしても
何らかのアクションがなければ
面接間には伝わりません。
面接官も人なので
自分の話は聞いてもらいたい
と考えます。
なので、面接官に
私はあなたの話を聞いています
ということを示すために
相槌を打ったり、頷いたり
することを意識しましょう。
ただし、
あまり大げさにやると
不快感を与える
ことになるので
相手に頷いていることが
伝わる程度で大丈夫です。
・自分が話す時や
面接官が話す時は
面接官の目を見る。
目を逸らして話すのは
相手に対して
自分の意見を伝えようという
意思が感じられにくいです。
また、話を聞く時も
目を逸らしていると
話を聞いていないという印象
を与えてしまいます。
さらに、第一印象の記事にも
書いたように
人間は視覚情報の占める割合が
非常に大きいので
相手の目を見ないということだけで
不快感を与える可能性が高いです。
なので、
面接官の目を見ることは
常に意識してください。
どうしても目を見れないという人は
面接官の眉間を見る
ようにしてください。
そうすることで
面接官は自分の目を
見られているように感じます。
・志望度が高いことを
示すことができる逆質問を
複数用意する。
企業研究や業界研究を
しっかりとできていれば
企業や業界に関する質問に
対応することはできます。
しかし、面接では最後の方に
あなたから面接官に質問する時間
すなわち逆質問の時間
があることが多いです。
ここでは質問の内容によって
本当にあなたが入社したいと
考えているかを確認しようとしています。
そのため
前向きな質問をすること
が必要になります。
例としては
・一番やりがいを感じたエピソード
・御社で活躍している人材の特徴
などの
面接官に関わること
企業全体のこと
の2種類ほど質問を
用意すると安心して面接に臨めます。
●自己PR、志望動機を
改めて自分の言葉で
表してみましょう
この記事を読み終わったら
改めて
自己PR、志望動機を見返して
自分の言葉で表してみましょう。
時間をかけて作成した
自己PR、志望動機ですし
自分のやりたいことを
基にして作成している
ということで
既に自分の言葉でも表すことが
できると考える人も
いるかもしれません。
しかし、
意外と自分の言葉で伝えることは
難しいですし
面接になれば緊張で
うまく言葉が出ないこともあります。
そのため、
少しでも多く
自分の言葉で表す練習を
繰り返す必要があります。
慣れてくれば
会話同然のように自然と
自己PRや志望動機を
話すことができるようになります。
そのレベルを目指してほしいです。
だからこそ
自分の言葉で表す練習に
取り組んでもらいたいです。
●まとめ
・面接は自分をアピールする意識より
会話を楽しむ意識で臨む
・ESの内容を丸暗記しても意味がなく
自分の言葉で改めて示すことが
できるのが良い
・話し方、聞き方も印象を左右する
・逆質問は前向きな質問をする
最後までお読みいただき
ありがとうございました!